好奇心を取り戻す。

【膠原病が治った軌跡をぽつぽつと書いていこうシリーズ!⑱】

たまに誘われれば旅行に行ったりしたものの、普段はまったく会社と家の往復だった。体力がないから。あと、何かに興味を持ったとしてもお金がかかるので、何にも興味を持たないようになっていた。

眠くなくても何もすることがないので、しょうがないから10時には寝るという、ずっとそんな生活だった。

友達の家で3人でご飯を食べていた休日、一人が、「最近仕事で会った韓国人が、あなたたちが韓国旅行に行ったときに案内してくれた韓国人じゃない?」と言い出した。イーさんと名前が同じだったからだ。「韓国人のほとんどは、キムさんかイーさんかパクさんだよ。」と私たちは笑って相手にしなかった。

しかし、「絶対そうだよ!!」と何故か繰り返し粘る彼女。依頼した仕事を断られたから、私たちから彼にお願いして欲しいと言うのだ。絶対に違うと笑いながらも、しょうがないので韓国旅行の時の写真を出してきて見せると、なんと「そう、この人だ!」と言うではないか。

そして、なんと会社は当時の私の会社の近くであったため、友達は私に「連絡して、仕事を頼んで。」と言った。それでメールをしたのだ。

韓国で会ってから8年ぶりの、奇跡の再会であった。 友達の仕事は、それはやはり無理と断られたが、それ以来、飲みに行ったり、ランチを一緒に食べたり、いろんな話をしたのである。

1時間の昼休みに、日本人なら近場で食べて終わりだ。けど、駅の反対側の離れている店にも行ったし、牛丼で済ませて展示会を見に行ったり、タクシーで遠出したりと型にはまらず楽しかった。

彼は日本が大好きであった。私よりもいろんな場所を知っていたし、スポーツやドラマ、芸能人のゴシップ、政治にも詳しかったし、日本の歌は何時間でも歌えるほどたくさん知っていた。同じくらい英語の歌も歌えたし、日本語と同じくらい英語もペラペラな人で、こんな表現力豊かな英語を見たことがないという文章を書いた。それも私が辞書を引かなくてもわかるくらいの簡単な単語だけで。もちろん日本語も外国人が書いたとはわからない完璧な日本語を書いた。日本語の本も英語の本もよく読む人であった。そして、冗談がうまくて面白いのであった。(ただ、彼は韓国ドラマを見なかったし、私は日本のドラマを見なかったので、話があわなかったけど。^^;)

「自分は好奇心旺盛なんだ。」と言った。毎日寝るのが惜しいくらいしたいことがいっぱいあると言っていた。そして、私にネットの「お気に入り」には何を入れているのと聞いた。私は何も入れていなかった。

ユーモアや好奇心、知性、私に一番必要なものを持っていて、英語や歌、私が苦手なものすべて得意な人であった。面白い英語のサイトや、韓国のサイトも教えてくれた。アメリカの古い名画も詳しく、原題と邦題の両方言える人であった。

私は日本人なのに何も知らないのが恥ずかしかったので、いろいろ興味を持つようになった。

私は病んでいた心を取り戻していったと思う。この不思議な偶然の出会いがあったので、神様なのか守護霊なのか知らないけれど、自分を守り導く存在がいると実感したし、信じられるのである。

そして、彼はイケメンであった。私が面食いだからだ。守護霊さんはわかっているのだ。^^

彼は日本勤務が終わると韓国に帰り、数年後、出世して再度日本にやってきて、韓国に戻った。今はどうしているのか。
私は病気で冷房ノイローゼだったし、暗くて、さぞたいくつな女の子だったろうなあと思うのである。

今は「お気に入り」には山ほどのサイトを入れているし、時間が足りないくらい本をたくさん読んでいる。





この記事へのコメント

  • ころりす

    こんばんは。kororisuです^^ ブログ見ました☆いろいろと興味深い内容でした。。
    おうちカフェとかもいいですね!更新楽しみにしてます(^O^)
      
       
    2015年10月26日 23:16
  • モモ

    ころりすさん、

    ありがとうこざいます。
    なかなか忙しいと思うけど、良かったらまた見てくださいませ。😁🎵
    2015年10月26日 23:29